ヘッドライトの劣化とは?
こんばんは。早いもので11月になりました。夏日が多くて急に秋になった感じですね。
堤防も夜には虫の声が聞こえています。
さて、お客様から時々聞かれることに「ヘッドライトの劣化とはどういうことなの?」というご質問を受けることがあります。
ネット情報程度の内容になりますが、ご参考になればと思いますので書いてみます。
昔の車のヘッドライトはガラス製でしたが、環境問題などから軽量化、燃費向上のために軽い樹脂製になりました。ポリカーボネートという材料です。ガラスには劣りますが硬くて強度が高い樹脂です。ガラスは黄ばんだりしませんでしたのでヘッドライトの黄ばみ、くすみという現象はありませんでしたが、樹脂になるとどうしても紫外線により劣化が始まります。
それを避けるために新車の状態ではポリカーボネートの表面にとても強い透明な皮膜が作られています。コーティングですね。しかし純正のコーティングも年数が経過すると剥がれ、劣化が始まります。そしてコーティングが無くなったりしてその機能がなくなるとポリカーボネートが表面になります。そして皮膜を失ったポリカーボネートは紫外線や傷をもろに受けることになり黄ばみ、くすみ、白化となります。
そして、そのリペアのお手伝いを私はさせていただいている訳ですが、磨いてガラスコーティングをメインにお仕事していますが、ガラスコーティングにしろどんなコーティングを施工してもメーカー純正のコーティング性能には敵いません。当然、自動車メーカーは技術的な秘密の宝庫ですからどんなコーティング材料を使っているなどは簡単に分かりません。特許や実用新案を調べると分かるかもしれませんが、材料一つとってもメーカー毎に違っていてノウハウの塊ですので表にでることはないと思います。
何が言いたいのかというと、結局ガラスコーティングをしても一年とか二年とか経過すると再施工が必要な状態になります。いたちごっこになるのが現状です。ですので新車を購入された方はボディーも含めてガラスコーティングをされるわけです。すこしでも劣化させないために。
そして、すこしでも長持ちさせようとしたら車の環境をできれば少しでも配慮してあげることです。前に書きましたが紫外線が一番の劣化要因です。ですので、磨いてガラスコーティングを施工したお車は特に紫外線対策を気にかけてくださると車は喜ぶと思います。
具体的には青空駐車しない、できるだけ屋根や木陰に駐車する、南向き駐車をやめて北向きに停める、UV機能を持つ簡易コーティング剤を塗布する(当店でも取り扱っています。)など紫外線を避ける、減らすようにしたいものです。お肌と同じですね。
参考になれば幸いです。
簡単に思いつくままに書きましたので乱文お許しください。
ご質問、ご相談等ありましたらお気軽にお電話、LINEでもくださればと思います。
さいごまでお付き合いくださりありがとうございました。
いつもありがとうございます。
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