施工困難事例Ⅲ ~ ヘッドライトの白化

7月に入りいきなり猛暑日です。梅雨空はどこへ行ったのやら。

作業も暑さという負荷がかかり、汗の量が半端ないです。夏場に限っては、夕方と朝方に施工できると嬉しいところです。本当に。皆様、熱中症にはくれぐれもご用心ください。自分でなかなか気づかないケースがあるのも熱中症の怖いところです。


さて、今日はヘッドライトの白化について考察させていただきます。

黄ばみや汚れと違って白化です。白く見えるという状態ですね。この状態は大きく分けると二つのパターンがあります。黄ばみや汚れと複合的に絡んでいる状態がほとんどなのですが今回は白化についてのみ書いてみたいと思います。


一つはヘッドライトの表面で、ハードコート自体が何らかの汚れで白くなっている、もしくはハードコートはすでに剥がれていてヘッドライトの素材であるポリカーボネートが白く変色しているケースです。このケースは白化を除去することが可能です。ハードコート自体が白化していた場合はハードコートを除去してしまわないように白化自体を取り除きます。

二つ目のケースがオーナー様にとっては一番残念なパターンなのですが、それはヘッドライト内部の素材自体が変化してしまっている場合です。これは、全体的に白い均一なモヤモヤが残ります。原因としては太陽光や内部の熱によるものが多いようです。このケースはこれまで3台ほど経験させていただきましたが、決して多いケースではないのですが私が施工させていただいた3台は同じ車種でした。今後この車種は注意して事前にご説明させていただこうと思います。これが施工前に判断できると良いのですが、通常は黄ばみなどの劣化も伴っていることが多いため判別しづらい点はあります。白化の程度もそれぞれのお車で当然のことながら違っていました。

黄ばみなどは取り除けるので一定の改善は見込めます、という所でしょうか。

なかなかモヤモヤしてしまうケースです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。



ヘッドライトコート・磨きTOJIMA

ヘッドライト磨きを専門で行っています。黄ばみ、くすみ等の劣化を磨いて綺麗にし、ご希望によりコーティングまで施工します。よろしくお願いいたします。

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